人工大理石とは?天然石との違い・劣化症状・再生できるメンテナンス術まで解説
こんにちは!石材・ガラスの再生専門店のすきや極です。
本日は、弊社でもメンテナンスの依頼がある、「人工大理石」について深堀していきたいと思います。
キッチンの天板、洗面台、浴槽など、実は身近に使われている素材ですので、あなたの家のどこかにも人工大理石があるかもしれません。ぜひ最後まで読んで、適切なメンテナンスを行ってください。
人工大理石ってどんな素材?基礎知識と特徴を紹介
私たちの暮らしのさまざまな場所に使われている「人工大理石」。その見た目は一見すると天然石のように美しく、洗練された印象を与えてくれます。しかし、意外にもその正体や性質を正確に知っている人は少ないのではないでしょうか。
人工大理石は、主にアクリル樹脂やポリエステル樹脂をベースに、粉砕した天然鉱物を混ぜた人工素材です。天然石と異なり、柔らかく加工しやすいため、シームレスに仕上げられる点が大きな特長。自由なデザインや複雑な形状にも対応できるため、住宅から商業施設まで幅広く利用されています。
一方で、人工素材ゆえに経年劣化やメンテナンスの手間がかかるという特性も持ち合わせています。特に白系の人工大理石は、使用年数とともに「黄ばみ」や「水垢」などが目立つようになります。
人工大理石と天然石の違いとは?それぞれのメリット・デメリット
このように、人工大理石と天然石には明確な違いがあります。人工大理石はリーズナブルかつ自由度の高い素材ですが、劣化や変色に弱いという面もあるため、長期間美しさを保つには定期的なメンテナンスが必要です。
人工大理石のよくある経年劣化とは?その症状と原因
人工大理石は日常使用によって少しずつ劣化していきます。以下に、特によく見られる経年劣化の症状をまとめました。
・表面のツヤが失われて「くすんで」見える
・調味料や油、洗剤などによる「シミ」「黄ばみ」
・浴槽や洗面台では「水垢」や「石鹸カス」の蓄積
特に白やアイボリー系の色は、汚れやくすみが目立ちやすいです。これらの劣化は、日常的な掃除や市販の洗剤では完全に落としきることが難しく、専用の研磨技術が必要になる場合が多いです。
人工大理石の再生事例|研磨によるキッチン・浴槽のビフォーアフター
弊社が施工した人工大理石の事例をご紹介します。
【施工事例①】キッチンカウンターのシミ除去
「大きなシミがついてしまって、自分でやって失敗したら困る」とのことでご依頼を頂きました。
シミが除去できる番手のバフと適した洗剤を見極め、プロの手によって表面を丁寧に洗浄&研磨。数時間の施工で、シミのあった部分はほぼ見えなくなり、お客様からも「プロに任せてよかった!」というお声をいただきました。
詳しくはこちら
→人工大理石のシミ落とし【キッチンカウンター】
【施工事例②】浴槽の水垢除去
「市販の洗剤では落ちない白いザラつきが気になる」というご相談も多い浴槽。人工大理石浴槽の表面には、水道水に含まれるミネラルや石鹸カスが蓄積し、水垢となってこびりつくことがあります。
この事例の水垢汚れは、薬品を使っても汚れが落ちない強固なものでしたので、浴槽表面を石材研磨の技術で丁寧に研磨。結果、くっきりと跡のついた水垢もザラつきも解消され、「気になっていた汚れが落ちて、お風呂に入るのが楽しみになりました!」と喜びのお声をいただきました。
詳しくはこちら
→洗剤でも落ちない頑固な水垢の除去【人工大理石の浴槽】
洗剤でも落ちない人工大理石のシミや水垢はプロにお任せ
人工大理石は、表面の細かい傷や汚れは市販の洗剤などで落とすことができますが、シミやくすみがつきやすい素材です。毎日お手入れしていても、時間の経過とともにシミや水垢が目立ってきてしまい、市販の洗剤だけではきれいにならない場合も出てくると思います。
そういった時は、石材研磨のプロにお任せください!人工大理石を直接磨き上げることによって表面がピカピカに輝き、細かい傷も削り取ります。そして細かい傷がなくなることで、汚れ防止にもつながります✨
すきや極では、熟練の職人が石材の特徴と汚れの状態を見極めて、研磨するバフの番手などを決めていきます。長年の経験から人工大理石を傷つけず汚れだけを落とせますので、頑固なシミや水垢汚れ、大きな傷でお困りの場合は、まずは無料相談をご利用ください。
弊社は三重県にありますが、県外出張も多数行っております。お気軽にご連絡ください。
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